群馬県甘楽町を拠点に地域づくりと国際協力に取り組む矢島亮一さん。
そんな矢島亮一さんですが、どのような経歴をお持ちで、なぜ自然塾寺子屋を創設されたのでしょうか。
パナマでの青年海外協力隊の経験が、その後の人生を大きく変えたと言われていますよね。
そこで今回は、
- 矢島亮一さんの経歴と功績
- パナマでの経験から自然塾寺子屋を創設した理由
について詳しく見ていきましょう。
矢島亮一の経歴と功績

NPO法人自然塾寺子屋の理事長として活躍されている矢島亮一さん。
そんな矢島亮一さんですが、どのような経歴をお持ちで、どんな功績を残されているのでしょうか。
矢島亮一さんは1964年生まれで、群馬県高崎市出身です。
東京農業大学を卒業された後、カナダで山岳ガイドを経験し、その後日本のホテルで勤務されました。
そして1999年、青年海外協力隊員としてパナマへ派遣されています。
パナマでは村落開発普及員として、農村地域の開発や農業指導などに携わられました。
帰国後の2001年には、群馬県の甘楽富岡地域で自然塾寺子屋を立ち上げられています。
NPO法人として活動を始め、2015年には株式会社自然塾寺子屋も設立されました。
現在は両方の代表を務められています。
矢島亮一さんの功績として特筆すべきは、国内外30カ国に約1,200人の研修員を輩出したことです。
甘楽町という一地方の農村を拠点にしながら、世界規模のネットワークを形成されました。
2008年には甘楽富岡農村大学校を設立し、地元農家が先生となって国内外の研修生に農業や農村について伝える仕組みを作られています。
現在では80人近い地元農業関係者が参加する組織となっているそうです。
その活動は高く評価され、2016年には第6回地域再生大賞の優秀賞を受賞されました。
2017年にはふるさとづくり大賞の総務大臣賞、2019年には群馬県の総合表彰、JICA理事長賞、甘楽町の有功者表彰を受けられています。
また、2015年からは甘楽町の古民家を活用した「古民家かふぇ信州屋」を指定管理事業として運営し、地域住民や観光客、研修生などが交流できる場所として活用されています。
2024年にも高崎で「地域だから出来る国際協力」というテーマで講演を行うなど、精力的に活動を続けられているようです。
パナマでの経験から自然塾寺子屋を創設した理由

青年海外協力隊としてパナマで活動された矢島亮一さん。
そんな矢島亮一さんですが、パナマでの経験がどのように自然塾寺子屋の創設につながったのでしょうか。
パナマで農村の人々と生活する中で、矢島亮一さんは「豊かさとは何なのか」「幸せとは何なのか」ということを考えるようになったそうです。
日本とは異なる価値観の中で生活したことで、農業や農村には単に食料を生産するだけではない大きな価値があることを実感されました。
このパナマでの経験が、その後の矢島亮一さんの人生を大きく変えることになります。
帰国後、矢島亮一さんはパナマでの経験を日本の地域づくりに生かそうと考えられました。
そして2001年、群馬県の甘楽富岡地域で自然塾寺子屋を立ち上げられています。
自然塾寺子屋の活動を象徴する言葉が「農村から世界の未来を育てる」です。
自然塾寺子屋は単なる農業団体ではなく、農業を軸にしながら地域活性化、国際協力、人材育成、新規就農者支援、青少年育成、外国人との共生、グリーンツーリズム、農業研修、多文化共生など、非常に幅広い活動を展開されています。
矢島亮一さんの活動の特徴は、「地域活性化」と「国際協力」を別々に考えるのではなく、地域そのものを国際交流の拠点にするという発想です。
パナマで得た問題意識を日本の農村に持ち帰り、甘楽町を舞台にして農業、教育、国際交流、地域活性化、外国人との共生を一体化させられました。
近年では外国人材との共生にも力を入れられています。
群馬県では外国人労働者が増えており、自然塾寺子屋では外国人技術者が地域で暮らしやすくなるための支援にも取り組まれているそうです。
外国人技術者への生活支援や、地域住民との交流などを通じて、外国人と日本人がともに暮らせる地域づくりを目指されています。
矢島亮一さんは「地域から世界へ」という新しいタイプの地域リーダーと言えるでしょう。
まとめ
今回は矢島亮一さんの経歴と功績、そしてパナマでの経験から自然塾寺子屋を創設した理由についてお伝えしました。
矢島亮一さんは1964年生まれで群馬県高崎市出身、東京農業大学を卒業後、カナダでの山岳ガイドやホテル勤務を経て、1999年に青年海外協力隊としてパナマへ派遣されました。
パナマでの経験から「豊かさとは何か」「幸せとは何か」を考えるようになり、帰国後の2001年に自然塾寺子屋を立ち上げられています。
自然塾寺子屋は「農村から世界の未来を育てる」を理念に、地域活性化と国際協力を一体化させた活動を展開し、国内外30カ国に約1,200人の研修員を輩出されました。
その功績は数々の賞を受賞するなど高く評価されています。
これからも矢島亮一さんのご活躍を応援していきましょう。
それではありがとうございました。

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