Mリーグ2026-27シーズン、セガサミーフェニックスのルーキーとして注目を集めるタレント兼プロ雀士・佐野ひなこ選手。
前戦となる登板3試合目では、リーチ3本をすべてアガリに結びつける怒涛の攻撃力を見せ、堂々のMリーグ初トップを獲得しました。勢いに乗りたい中で迎えた自身の通算5戦目(10月5日・第1試合)は、歴戦のプロたちが立ちふさがる「試練の一戦」となりました。
今回は、結果以上に光った佐野選手の強気な打ち筋と、勝負の岐路となった注目の局を中心に客観的な視点から振り返ります。
百戦錬磨のMリーガーたちとぶつかった第5戦

この日の対局カードは、まさに「Mリーグの洗礼」とも言える厳しい顔ぶれとなりました。
対戦相手は、TEAM雷電の主砲・瀬戸熊直樹選手、EX風林火山の要・内川幸太郎選手、そして赤坂ドリブンズの頭脳派・浅見真紀選手。いずれも大舞台での経験が豊富な猛者ばかりです。
初勝利の余韻が残る中、佐野選手がこの猛者たちを相手にどのような戦いを見せるのか、ファンの熱い視線が注がれていました。
凝縮!勝負を分けた「注目の局」

試合は序盤から激しい点棒の削り合いとなり、瀬戸熊選手が大爆発を見せてトップ目に立つ展開に。佐野選手は苦しい展開を強いられながらも、決して引き下がらない強い意志を見せました。
南4局:最後の親番で見せた意地の追い上げ
この試合で最も観客の息をのませたのが、オーラス(南4局)の攻防です。
3着目で最後の親番を迎えた佐野選手は、引き締まった表情で手を進めます。トップ目の瀬戸熊選手が2副露(2回のポン・チー)を入れてプレッシャーをかける中、佐野選手はひるむことなく真っ向から勝負を挑み、親の先制リーチを敢行しました。
子方の各選手が対応を余儀なくされる緊張感のなか、4着目の浅見選手からも追いかけリーチがかかる展開へ。最後までめくり合いが続いたこの局は、佐野選手が強敵相手にも堂々とアガリに向かって踏み込める意志の強さを証明した名場面となりました。
結果は4着も、次戦につながる堂々の戦いぶり
結果としては、めくり合いや展開の厳しさが響き、悔しい▲50.2ptの4着で試合を終えることとなりました。
しかし、内容を振り返ると、トッププロたちを相手にしても自身のスタイルを崩さず、引き下がりすぎない積極的な打牌が随所に見られました。Mリーグという最高峰の舞台で揉まれながらも、着実に一歩ずつ前へ進んでいる姿は、ファンや視聴者に深い印象を残したはずです。
「初勝利」を経て迎えたこの「試練の第4戦」。結果こそ伴いませんでしたが、この経験は佐野ひなこプロが今後Mリーグの舞台で大きく飛躍するための、大きな糧となるでしょう。
次節、セガサミーフェニックスの卓上で見せる反撃の打ち筋に、引き続き注目が集まります。

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